健康の定義はこころと体!
健康の定義とは、
世界保健機関(WНО)の提唱する、健康の定義についてはすでにご存知の方が多い事でしょう。
”Нealth is a state of complete physicalmental and social well-being and not merely the absene of diseasce or infirmity.”
健康の定義です、「肉体的、精神的及び社会的に完全な状態であり、たんに疾病または病弱の存在しないことではない。」となっています。 さらに、"spiiritual"を加えようとしています。
魂、命、こころ、霊、など、人間には体があって、内側にマインドがあります、その根幹にあたるのがスピリチアルだと考えられています。
こころの健康とは、
「メンタルヘルス:こころの健康」とは、一体なにを指すのでしょうか?
「こころの健康」とは、世界保健機関(WНО)の健康の定義にもあるように、いきいきと自分らしく生きるための重要な条件です。
- 自分の感情に気づいて表現できること(情緒的健康)
- 状況に応じて適切に考え、現実的な問題解決ができること(知的健康)
- 他人や社会と建設的でよい関係を築けること(社会的健康)
- 人生の目的や意義を見出し、主体的に人生を選択すること(人間的健康)
これらから分かるように、こころの健康は「生活の質」に大きく影響するものです。 こころの健康には、個人の資質や能力の他に、身体状況、社会経済状況、住居や職場の環境、対人関係など、多くの要因が影響し、中でも身体の状態とこころは相互に強く関係しています。
日頃の生活の中でこころの持ち方は、体の調子に大きく影響を与えることになります。
不安や心配事などのストレス要因を抱えた生活は、体内のホルモンバランスを崩し、自律神経のバランスを乱します。 刺激の少ない生活は、脳の前頭葉を萎縮させてしまいます。 逆に、楽しい気持ちで過ごしていると副交感神経の働きで、心身の緊張がほぐれ代謝のリズムを整えてくれます。
その結果、血圧も安定し心身を快適にする脳内ホルモンの影響によって、疲労の回復力も高まっていきます。 やはり、大らかな気持ちを持つことや、プラス思考をこころがけることが、健康によいことがお分かりかと思います。
人間の体には、自然治癒力という元に戻す機能が備わっていますが、この機能を発揮させるには自律神経やホルモンの働きを通じて発揮されるので、こころの健康つまり、こころの持ち方が重要だというのです。 このように、こころの持ち方が健康に関係が深いことがお分かりかと思います。
脳の働のようすで見てみましょう
脳の記憶や空間学習能力に関わり、脳の奥深くにある脳の器官の海馬(かいば)は、脳が得た情報を、必要か必要でないかを整理していると言います。
この海馬の神経細胞は、刺激を与えて鍛えれば、中高年以降になっても細胞が増えることが分かってきました。
この海馬の得意とするところは、若いころは丸暗記をすることですが、中年になると情報と情報を結びつけ関連付けをすることです。関連付けすることで、様々な応用することができるようになります。
しかし、楽しい気持ちが少なく、緊張状態が続くような、ストレスを長期間受け続けるとコルチゾールの分泌により、海馬の神経細胞が破壊され、海馬が委縮するようです。
また、虚血に対して非常に弱いことや、アルツハイマー病における最初の病変部としても知られています。
では、海馬の脳神経細胞はどうしたら健康に増やせるのでしょうか。
海馬の細胞を増やす方法・・・・!
新しい刺激を受けることだそうです。
新鮮な情報が大きな刺激になり脳細胞を健康に増やすことができるのです。
ちょっとした意識の切り替えで、散歩や通勤・通学の時間やコースを変えて見るのも、印象が変わり新鮮な刺激になるはずです。 認知症などの病気を予 防する健康法になりませんか。
ニューロンとニューロンの間の結び目に当たるのがシナプスという部分です。 そのシナプスこそが、人間の能力にとって重要な存在だということがわかってきたのです。言い換えれば、シナプスこそが「脳」だというわけです。
1個の脳細胞から伸びるニューロンは、少なくとも3万個、脳を使い込んでいけば10万個のニューロンが伸びていきます。そして、それが複雑に結びつけばつくほど回路が複雑となり、シナプスが増えて、高度な処理ができるようになるというわけです。
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