こころ 遺伝子スイッチ

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*こころと遺伝子スイッチ!*

 こころと遺伝子スイッチの関係が分かってきました。 こころの働きを変えるだけで、遺伝子レベルでも高次の人間に進化できる可能性があるということが分かり始めたのです。 意識して、よい遺伝子スイッチをオンにすることで新しい人間性を生み出すことができる可能性があるといいます。

こころと遺伝子スイッチ人とチンパンジーとの差はわずか3.9%
 2003年、人の全遺伝情報(ゲノム)の完全解読が、10年以上の年月と世界各国の研究者の協力を得て完了しました。

 人に最も近い動物種であるチンパンジーのゲノムが2005年に解読され、人ゲノムの設計図との全体的な比較が行われ、他の生物とのDNAの違いこそが人間らしさを示すものと誰もが期待していましたが、チンパンジーのゲノム解読後、人のゲノムと比較してわかったことは、その差はわずか3.9%だったそうです。こころと遺伝子 遺伝子スイッチ

 地球上におけるどんな生物にも設計図があり、私たちを人たらしめ、DNAに記録されていると考えられていましいた。もっと興味深い事実が判明し、人にあるが、チンパンジーには無いという遺伝子は、一つも発見されていないことです。 このことは、人という種を決める特別の遺伝子は無いことを意味しています。

 人とチンパンジーのゲノムの3.9%の差とは一体何かとの探索が行われ、これが分かれば、人を人たらしめるDNA配列を探り当てることができるのです。

こころと遺伝子スイッチ

こころと遺伝子スイッチ遺伝子スイッチが重要
 大脳皮質のしわの形成に関与する配列が発見され、興味深いことに、その配列はタンパク質をつくるためのDNAではなかったそうです。

 以前はガラクタDNAと呼ばれていた部位にあり、現在では遺伝子スイッチのオンとオフの、タイミングや場所の決定にかかわるものと考えられているそうです。

 ガラクタだと思われていたDNAが、実は大変重要な働きをしていたのです。 このようなDNAは、脳以外でも見つかっていて、人の器用な手の動きにかかわる配列が報告されています。

 他にも、発話と強く関連する遺伝子において、人とチンパンジーの間で、遺伝子スイッチのオンとオフのタイミングや場所の違いを生み出す可能性のある変異が見つかっています。

 こうしたゲノム解読によって見えてきたのは、遺伝子スイッチの重要性です。 形態の進化を引き起こす最大の推進力は、遺伝子の基本的設計図の変異ではなく、オンとオフをつかさどる遺伝子スイッチの変化である可能性が高いということです。

 生物の発生過程や、ガンなどのさまざまな疾患において、遺伝子スイッチの重要性が指摘されています。
 環境による影響が、栄養分やストレスなどの感情が、DNAの基本設計図に変異を加えることなく、DNAの働きを変えることが明らかになったのです。

 遺伝子がオン・オフの機能をもつことは、もはや明白な事実であり、それは一生固定されたものではなく、与える環境によって変化するそうです。

こころと遺伝子スイッチ 

こころと遺伝子スイッチ環境には、考えられる3つの原因
 1つは気候変動などの物理的要因、2つ目は食物と環境ホルモンなどの化学的要因、そして3つ目は精神的要因です。

 筑波大学の村上和雄名誉教授は、精神的要因に注目し、「こころと遺伝子は相互作用する」という仮説を2002年に打ち出しました。 笑いという陽性刺激が、糖尿病患者の食後の血糖値の上昇を抑え、その際、オンまたはオフになる遺伝子の発見がありました。

こころと遺伝子スイッチ良い遺伝子をオンにすること
 こころにも、ある種のエネルギーがあり、思いやこころの持ちかたが遺伝子のオンとオフを変えるという事実があります。  つまり、こころの働きを変えるだけで、遺伝子レベルでも高次の人間に進化できる可能性があるということが分かり始めたのです。

 この事実は、人の生き方や考え方に、新たな望みを与えてくれています。なぜなら、人のDNAは自分では変更できないが、心は自分で変えられるからです。

 チャールズ・ダーウィンが『種の起源』を発表したのは、今からちょうど150年前のことです。 「すべての生物は共通の祖先に由来し、自然淘汰により進化した」ことを発表しました。 そして今、ダーウィンの進化論を超える新しい進化論が生まれようとしているのです。

 笑いや感動、感謝、生き生きとしたワクワクした気持ち、さらには、敬虔な祈りまでもが、良い遺伝子をオンにすると考えています。

 これからの私たちは、意識して、よい遺伝子スイッチをオンにすることで新しい人間性を生み出すことができる可能性があるのです。 新しい進化に貢献するのが人間の使命であり、すべての生き物の「いのちの親」の望みに添うのではないかと思います。

 産経新聞 筑波大学・村上和雄名誉教授の記事より引用いたしました。

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