体の仕組み こころと体

ストレス解消と健康管理

こんな体の仕組みによるこころと体の健康管理!

 実に人間の体の仕組みは巧妙に出来ています。
 ストレスが続いて血圧が上がったり、風邪をひきやすくなったり、女性の場合は月経が止まってしまった、という経験をお持ちの方も多いいのではないでしょうか。

 ストレスが、こころばかりでなく体調の悪化にも大きく影響しますが、ストレスによって乱された状態でも、体の仕組みによって元の状態に戻そうとする 仕組みが働いているのです。体の仕組み こころと体

体の仕組み こころと体三本柱の体の仕組み
 人間の体の仕組みは、神経系-内分泌系-免疫系という三つのシステムが互いに連携を取り合うことによってこころと体のバランスが保たれています。

 しかし、外部からストレッサーという刺激が加わると、神経系のうちの自律神経は各器官にストレス刺激に対応した反応を働きかけ、内分泌系は内分泌腺 に働きかけてホルモンを血中に分泌されせて体のバランスを保とうとする生体恒常性=ホメオスタシースの体の仕組みが機能します。

<> 例えば、ストレスがかかると心拍数や血圧が上がるのは、身に迫る危険に対抗するために自律神経により様々な臓器が調整された結果です。 身に迫る危 険に対抗するための、体の仕組みになっています。

 また、月経周期に異常が現れるのはストレスの影響に反応して、女性ホルモンの分泌に乱れが生じるためなのです。 さらに、免疫機能にも乱れが生じま す。

 免疫系はウイルスや細菌をはじめとする異物の侵入から、からだを守るための防衛機能を司るシステム、このシステムである体の仕組みが正常に働かない と、風邪などの感染症にかかりやすくなったり、アレルギーやがガンなどの病気を引き起こすことにもなりかねません。

 体のリズムを乱す、過度なストレスによる脳疲労が蓄積される状況が長く続き、こころと体を守る体の仕組である生体恒常性が機能しなくなった結果、病気が発生するという考えを裏付ける研究結果もあります。

ストレスが体にダメージを与える理由は・・・緊急 処置の体の仕組みの現れです。
 体内のあらゆる栄養素が消耗し、瞬間的に血管が収縮して血行が悪くなります。 この血流が再開されるときにドッと大量の活性酸素が発生するのです。

 体内のあらゆる栄養素が血液中に動員され、筋肉や副腎といったストレスとの闘いで活躍する組織に優先的に送られるのです。 その一方、そのほかの組 織は逆に栄養を絞りとられる結果となります。 ストレスに対処するのに直接関係しない臓器(消化器や皮膚など)に送られる血液量が最小限に絞られます。

 ストレスが解消されると、これらの臓器にも血液が戻ってきます。 このときにも、活性酸素が大量に発生すると考えられています。 現在のように繰り 返しじわじわとストレスが続く状況では、体にとって大きな負担となります。

 こころと体の仕組みについて正しく理解し、対処方法を自分なりに見つけていくことが大切です。

※不調のあらわれ・・・身に迫る危険から退避するため、緊急処置の体の仕組みの現れなのです。

神経系: 脈拍教や血圧が上がるる
内分泌系: 月経周期に異常があらわれるる
免疫系: 風邪にかかりやすくなる アレルギーやガンを引き起こす

体を守る仕組みです

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