アルコールでストレス解消

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*アルコールでストレス解消は危険!*

 「酒は百薬の長」のことわざがあるように、アルコールのリラックス効果でストレスを解消してくれます。

 また、アルコールは、心筋梗塞を予防する善玉コレステロールを増やすことから、虚血性心臓病(心筋梗塞、狭心症など)の予防効果があるとされています。 しかし、こうした働きは、あくまでも「適量」が守られてこそ。

 ストレス解消の飲酒のはずが、飲酒できないと大きなストレスになるのでは本末転倒になってしまいます。  適量を超えるお酒は肝臓だけにとどまらず、大きな肉体的ストレス要因になりますのでくれぐれもご注意ください。

 米国保険科学協議会は、「適量のお酒は死亡率を低下させ、アルコールをまったく摂らないよりも健康に奏効する」としていますが、同時に、「過度の飲酒は死亡率を高める」とも指摘しているのです。

 アルコールを摂取すると、脳から興奮物質であるドーパミンが分泌される一方、不安や恐怖といった感情をやわらげる、ストレス解消をに通じるセロトニンの分泌も促進されます。アルコールでストレス解消は危険

 その結果、ストレスから解散されたような気分になるわけですが、しかし、お酒でのストレス解消は危険が付きまといます。

アルコール リラックス効果アルコールの分解
 アルコールは、糖質や脂質、タンパク質のように代謝される過程で、グラム当たり7kcalで高いエネルギーを発生します。 アルコールのエネルギーそのものは、体内に蓄積しませんので、脂肪にはなりません。

 一緒におつまみを食べ過ぎて肥満を招いたり、アルコールの飲み過ぎで肝機能が衰えることで、脂肪肝につながるようです。 アルコールは消化の必用がないので、すぐに胃・小腸で吸収され、肝臓へと運ばれます。 そこで酵素によってアセトアルデヒドに代謝し、さらに酢酸に分解され、最後は炭酸ガスと水になって息や尿という形で体外へ排出されます。

 アルコールをアセトアルデヒドに代謝し酢酸にして処理してくれる、肝臓の処理能力にも限界があります。 分解しきれない状態が続くと、肝臓にいつも負担をかけることにつながります。 この結果が、アルコール性肝障害です。 日本酒に換算すると毎日3合を5年以上のみ続けると、アルコール性脂肪肝になるとされています。

 このアセトアルデヒドを分解する酵素の少ない人ほど、頭痛や吐き気などの二日酔いを引き起こします。 非難的な飲み方は、「適量」を越えることが多く、アルコール依存症になる危険性もあります。

アルコールでストレス解消は危険

アルコール リラックス効果肝臓も疲てしまう
 アルコールが体内に入ってくると、肝臓の中では一生懸命にこの分解の作業を行います。 いつもは余剰能力のある肝臓ですが、毎日、たくさんのお酒を飲めば休む暇もなく疲れてしまいます。 アルコールの飲み過ぎにより肝臓の処理能力を超えてしまった場合は、肝臓内に中性脂肪がたまってしまうのが脂肪肝です。

 肝臓に脂肪がたまってくると、肝臓そのものの機能が果たせなくなってきます。 それでも、同じようにお酒を飲み続けると肝細胞が線維状になり、硬くなってしまう肝硬変になったり、さらには動脈硬化や糖尿病などの生活習慣病の原因になってしまいます。

 特に、食事を余り取らない場合には栄養バランスが崩れて、肝臓に病変が起こる場合もあります。

 肝臓の病気は自覚症状があらわれにくいので、定期検診などで発見されることが多く、アルコール性肝障害の初期段階では禁酒や食事を気を付けるだけで肝臓を正常に戻すことができます。

 定期検診でγ-GTP値などが高めな人は、毎日の飲酒をやめ、週に2日は必ず休肝日をとったり、お酒のおつまみを低カロリーなものに変えて肝臓への負担を助けてあげましょう。

 ほどほどがアルコールの良い働きを発揮できそうですね。 くれぐれもごご用心を!

 気心の知れた仲間とのアルコールは日常の些細な出来事を忘れさせ、気持ちの切り替えには効果的ですが、日ごろの人間関係やストレスを忘れるために飲むアルコールは決して気分を晴れるものではありません。 かえってストレスを大きくしてしまいます。

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